亜鉛不足になると
爪が割れやすくなったり、口内炎ができやすくなる
そんな症状が、代表的かもしれない
でも意外にも
繰り返す、しつこい肌荒れも
実は亜鉛不足が関係している
大抵、肌荒れ対策と言えば
ビタミンを思い浮かべると思う
もちろん、ビタミンも大切
けど、肌荒れには亜鉛も、ものすごく重要
亜鉛は、体をつくる大切な栄養素だけど
忘れられがちで、ちょっと存在感がない
そう思うのは、私だけではないはず
1日でも早く、肌荒れを治したいのなら
亜鉛の特徴を理解しながら、生活に取り入れて
これまでよりも、もう一歩踏み込んだ肌荒れ対策を
亜鉛は中年女性に超うれしい効果もある
残念なことに、年を取ると年々傷が治りにくくなる
若い頃は、いつの間にか治っていた擦り傷も
年をとると、いつまでも治らないで残ってしまう
そんな傷跡をみながら
あからさまに体の機能が衰えていることを実感
こういった傷跡を修復するのに、亜鉛が関係している
これは、多くの体の酵素に働きかけて
新陳代謝を活性化させるから
細胞の生まれ変わりに大切な栄養素だからなのだ
亜鉛が不足すると、細胞の分裂や再生がスムーズに行われなくなるから
肌荒れが、いつまでも長引いてしまう原因になる
で、シミやそばかすが目立つようになったり、
傷やニキビ跡も、なかなか消えない
ビタミンAと一緒に働くことで
抗酸化作用を活性化させる
肌の酸化によるシミ、シワ、たるみを防ぐから
私のような中年女性には、ホント強い味方
さらに、免疫機能を正常に保つ働きもある
それもまた、ビタミンAと一緒に働くことによって威力が発揮される
「免疫力」というと、風邪や感染症にかかりにくくなるイメージだが
肌とも密接な関係がある
亜鉛が不足し、免疫システムが崩れると
肌のバリア機能がうまく働かなくなってしまう
で、バリア機能が低下すると、肌をガードする力が弱まって
肌荒れが進んで、赤く炎症がおこることさえもある
だから亜鉛は、安定した肌を保つ秘訣になる栄養素
また、年々髪にコシが無くなるのも
中年女性には大きな悩み
髪の毛も、タンパク質でできているから
亜鉛が不足すると髪が抜けやすくなったり
髪質が悪くなるトラブルにもつながる
だから、存在感のない亜鉛だけど
摂取することで綺麗なツヤのある髪と
肌荒れのない潤いに満ちた美肌の効果が期待できちゃう
意外と亜鉛を摂取するのは難しい現実
で、問題なのはここから
いくら食べ物に気を付けながら生活をしている人でも
多くの日本人が、慢性的に亜鉛不足の傾向にあるという現実
亜鉛は、体内で作り出すことができないから
食べ物から取り入れるしかない
で、これまた残念なことに
食品添加物と結びつく性質があるもんだから
添加物の多い食べ物を摂ると、吸収が低下してしまう・・・
さらに、腸での吸収率も悪いから
必要量を体に取り込みにくい、という特徴がある
亜鉛って、なかなかなクセもの
亜鉛が含まれる、代表的な食べ物は牡蠣
他に肉類やナッツ類、卵、海藻、ゴマ、納豆などがあるが
こういった食べ物を意識して摂るようにしないといけない
でも、食べ物から摂取しようとしても
調理法によっては、成分が失わちゃう場合もある
いい仕事してくれるのに
マジで気むずかしい亜鉛…
要は、食べ物で必要量を取るのにも限界があるのだ
こうなった時に活用するのが
やっぱサプリメント
必須アミノ酸やら、他のミネラルも同時に摂れるちゃうから優れもの
肌荒れを早く治したい場合は
亜鉛の特徴を理解して摂取しないと、意味がない
私は右手中指の第二関節に湿疹があって
薬を塗って治りかけては、肌荒れをぶり返す
その繰り返しで、本当に嫌気をさしていた
でも、サプリメント
プラス食事内容に気をつけて生活を続けた
毎朝納豆を食べて、おやつはナッツ類
夜のおかずにゴマをトッピングして
必ず海藻類と卵料理を食べる
そうしたら、2か月が過ぎたころから
痒みも肌荒れもなくなって、いつの間にかキレイになった
はっきり言って、即効性はない
けど、サプリと食べ物のダブルで地道に亜鉛を意識して取ったら
本来の肌を取り戻すことができた
どんなにリッチなスキンケアでお手入れをしていても
亜鉛不足で、新しい細胞が生まれ変わる力がなければ
治るものも治らない
ちょっと忘れがちな存在の亜鉛
でも、意外にも美肌への近道となる栄養素
肌荒れ改善の底力を発揮してくれる
優秀な栄養素の一つと言える
