私は数年前に
ある片付けの資格を取った
もともと、私は片付けは
嫌いな方ではなかった
どちらかというと、掃除の方が苦手
んで、姉やいとこが
究極の片付けられない症候群で
何回か片付けの手伝いに出動したりしていた
だから、片付けの資格を取ろうと思ったのは
こんな風に困ってる人の助けになって
それで、少しお小遣いを稼げたらいいよなぁ〜
という安易な考えと
片付けが苦手な姉が感銘を受けて
私に勧めてきた資格でもあったからだ
あの片付けられない姉が、進んで片付けを
するようになった資格って
一体どんな片付け方法なのか?
そんな興味もあった
さらに言うと、自分の片付けが
少しでも楽になればいいな
という欲張りな思いもあった
では、その実態について語ろうと思う
片付け方法は人によってそれぞれ
片付けと一言で言っても、色々な片付け方法がある
しかし、それは人によって
向き不向きがある、というのだ
単にクローゼットに収納、と言っても
- ハンガーに掛けて収納するのか
- 引き出しにタテに並べるのか
- 積み重ねて整理するのか
その人にとって片付けやすい方法
さらには、取り出しやすい方法が
合致しないと「片付いた部屋」は続かないようだ
だから合致しない方法で片付けた場合
また散らかってしまう原因となる
私の姉やいとこの例で言うと
その本人たちに合った収納方法ではなかった
という考察になる
片付けの雑誌は多く出ているが、
それもまた、載っている片付け方法が
読んでいる人にとって合うとは限らない、ということだ
そして、自分が何のために片付けをするのか
将来の計画を明確することで、片付けを無理なく進めることができる
ただ漠然と片付けをしていては
ゴールへ向かうための強い意思がないため
途中で挫折してしまう可能性があるのだ
例えば、今年こそ子供たち沢山集めて
クリスマスにパーティーをする!
とか
いつまでに何の目的があって、そのために片付けをする!
というゴールがあってこそ、片付けを進めるモチベーションになる
そんな資格だった
実際に片付けを仕事にして思ったこと
片付け方法の流れは簡単
片付けについてヒアリングをして
ゴールを決めたら
- 中のものを取り出す
- 必要なもの、不要なもの、迷うものなどに分類
- 自分に合った方法で収納していく
ざっくり言うとこんな感じ
資格を取った後に
実際に何件か、この方法で片付けをしに出向いた
みんなに感謝された
やはり片付けが苦手な人は、自分一人で
コツコツ片付けを進めるのは、ハードルが高いのでは?
と思った
監視役になり、怠けたり止まってはいられないから
片付けに専念する、しなければいけない状況になる
一カ所のクローゼットの中を整理するのにも、半日もかかる
だから、時間的にも長いため
一人での作業は、挫折しやすくなってしまうのだ
片付けを仕事にしなかったワケ
私は今では片付けの仕事をしていない
なぜか?
何件か仕事として片付けをしてみた結果
人の家の片付けをしているヒマがあったら
自分の家の片付けをしたい
そう思ったから(笑)
そんな、くだらないオチ
そして行き着くところは
ものを捨てないと部屋はキレイに片付かない
と心底思ったから
結局みんな、とにかくものが多いのだ
片付けで「必要ないもの」として分類されたものを
収納することは無意味
だって使わないから
でも
- 捨てることに罪悪感を感じる人
- 捨てることができない人
- 躊躇してしまう人
が、とにかく多い
だから、定期的にものと向き合う時間を設けないと
ものは増える一方
片付けを経験して、こんな「断捨離」的な考えの方が
自分には、すごくしっくりきたのだ
ということで
私の片付けは捨てることから始める
というのがモットーになっている
これに自分自身、気づいたのも
資格の勉強をしたからだ
今回の資格は、一部の考えが私とズレていたが
それでも、勉強したことは生活に活きていると思う
なんでも、経験は宝なり