手渡されたものを
自分にくれたもの、と勘違いをした
若かりし頃働いていた職場で
ユニークで世話好きな人がいた(以後Tさんと呼ぶ)
↑ユニークって死語?笑
私は、その人が大好きだった
話をしていても面白いし
よく面倒もみてもらい
そして、実家からもらったという
野菜やらお菓子やらをいただくことも多かった
↑ はい、これが、私の思い込みの元となる
ある日、職場に戻ろうと
ビルの入り口付近を歩いていたときだった
Tさんが車で通りかかり
私の目の前で止まった
そして、大きな菓子箱の入った袋を手渡され
「ごめん、これ会社の冷蔵庫に入れておいて!」
と、頼まれた
そう【頼まれた】だけだった
それを何を勘違いしたのか?私は
「分かりました!ありがとうございます!!」
と言ってしまったのだ
即座にTさんは
「ちがうー、それは、よそ様にあげるもの!」
とニヤつき、急いでいたTさんは車で去って行った
私は自分の勘違いにウケて、ゲラゲラ笑った
おそらく、わたしは
いつものように【会社の人たちと一緒に食べる差し入れ】
と、勘違い&早とちりをしてしまったのだろう
その後、職場に戻ってきたTさんは
私のそのネタを同僚に話をしていた
自分も気を付けないと!と思ったそうだ
渡されたものは、すべて自分にくれたもの
そんな、図々しいつもりはなかったけど…
無意識って、おそろしいわ
Tさんだったから笑い話で済んだ
気を付けないと
人生の教訓
すべて自分のものと思うべからず
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ドジ、せっかち、勘違い、早とちり、思い込み
失敗談が、あまりにも多いため
備忘録を【教訓】と称して、綴ってまいります