好奇心だらけの暮らし

わたしの美容、子育て、趣味はすべて好奇心から始まっている

歩行者のつぶやきにビビった

数日前から、足を怪我している

ウチの高校球児。

 

面倒なことに、毎日

学校へ送り迎えをしている。

 

 

 

先日も同様に

部活のお迎えに行った。

 

部室の前に車をとめ

息子待ちをしていたら

大学生と思われる男の子が

部室前の道路を歩いていた。

 

 

一人だった。

 

普通の子。

ホント、ふっつーの子。

 

 

 

 

そして、私の車の前を通る瞬間

いきなり、大きめの声で

 

死んでしまえっ!

 

 

つぶやいた。

 

いや、叫んだようにも見えた。

 

 

やけに感情的になっている雰囲気。

周りを見渡しても

他に、誰もいない。

 

 

 

 

なになになにぃー?!

怖いんだけど・・・。

誰に言ったの?

 

すぐさま車の鍵を閉めた。

こういう所で、意外と冷静なわたし。

 

 

イヤホンはしているけど

その後に会話をしている様子はない。

音楽でも聴いているんだろうか。

 

聴いているのだとしたら

一体、どんな音楽を聴けば

死んでしまえ!なんて感情が湧き上がるんだろうか。

 

 

 

通り過ぎていく彼を

ずーっと目で追ってしまった。

 

目があったらヤバイよな。

途中でわれに返り

彼が振り向かないよう、願った。

 

刺激を与えてはいけない気がした。

 

 

 

 

何があったのか。

誰に思っている言葉なのか。

 

彼のこの先の人生は

愉快なものにはならないだろうな

そう思いながら、後ろ姿を見送った。