好奇心だらけの暮らし

わたしの美容、子育て、趣味はすべて好奇心から始まっている

高校生にときめくオバサン!からの~絶望

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さて、そろそろ仕事に行こうかな

 

と爽やかな気持ちで

天気のいい空を見ようと窓の方向に目をやると

 

げっ!野球帽あるじゃん!!

 

息子の忘れた野球帽が

物干しにぶら下がっていた

 

マジで、私の爽快な気分返してほしい

 

帽子がないと、きっと困るよな

監督に怒られたりするのか?

予備の帽子、だれか貸してくんないか?

ない!!!って気づいた時のショック大きいだろうに、可哀そう。。。

高校生にもなって、母ちゃんが届けたら、逆に怒られないだろうか?

先輩に目撃されたら、注意されるか???

 

 

一瞬でいろんなことを思った

 

息子の授業が終わる時間をチェック

幸運にも、私の仕事が終わって

車でダッシュして到着する時間とピッタンコ

 

 

よっしゃ!

夕方、部室の前で待ち伏せしようじゃないの!!

で、コッソリ渡して速攻で去っていけばいいんじゃね?

母ちゃん、届けるからね!待ってろ、息子!!

 

そう決心して

野球帽を持って出勤した

 

なにせ、高校に入ったばかり

母ちゃんは野球部の事情が色々とわからないことばかり

 

車を停める場所

息子が学校を出てから部室まで通る順路を予測して

待ち伏せする立ち位置

 

すべて昼休みにグーグルマップでチェック

↑ グーグル様様

 

野球帽をあからさまに渡すのも

息子にとって恥ずかしいだろうから、帽子は袋に入れた

 

息子をみかけたら、小走りで近寄り

グイッと袋を差し出す!

イメージトレーニングもばっちり!

 

準備万端!!

 

 

予定通りの時間に学校到着

すでに部室へ走っている姿を数人目撃

とりあえず部室の影からそーっと顔を出した

 

その瞬間!

背の高い好青年から

こんにちは!

爽やかな大きな声で挨拶をされた

 

挨拶を返さないわけにはいかない

 

「こ、こんにちはぁ・・・」

 

明らかに挙動不審なオバサンだったんだろう

その好青年は部室に入る足を止めた

しまった。。。見つかってしまったか。。。

 

「なにか・・・・???」

 

と言いながら、近寄ってきた

「いえ・・・・・」

なんでもないです、と言える状況でもない雰囲気

 

なかなか雰囲気のいいその青年は

私の持っている袋に目をやった

 

仕方ない、これは正直に話してみるか

 

野球帽の入ったその袋を開けた

好青年が軽くのぞき込み

「あ、渡しておきますよ」

事情を察してか、サラリと言った

 

なんて優しい好青年なの♡

 

始めて接する高校球児に、思わずときめいた

本当であれば誰にも見つからずに渡したかったところだけど

ま、見つかってしまった以上、仕方ない

感じのよさそうな子だし

 

お礼を言って、息子に渡してもらうことにした

 

 

が!しかーし!!

 

次の日の部活後のミーティングで

 

忘れ物をした時、親に届けてもらうのは違う

そういう時は、自分でどうすべきか考えること

 

名指しではなかったものの

留意事項の一つとして

かるく注意を受けたらしい・・・・・・

 

どうやら、息子が親に連絡をして届けてもらった

という解釈になっていたようだ

息子は先輩に「いや、違います!親が勝手に来ました!」

と、それを否定できるわけもなく。。。

 

 

ごめんよ、息子

 

息子に謝ると

「いや、そもそも忘れたオレがいけなかったから」

と、攻める言葉ひとつなく、気にする様子もなかった

 

なんてスバラシイ息子なんだろう ←親バカ

 

ってか、薄々気づいてはいたが

わたしは若干、干渉しすぎるクセがある

かわいい息子を守るばかりに

 

これは、直していかないといけない

反省

 

 

 

 

それにしても・・・あの好青年

 

キャプテンでもなく、指導係でもないらしいから

取りまとめる誰かにチクったんだな。。。 

↑ 言い方(笑)「報告」と言えばいいのに(笑)

騙されてしまったのか、私は、あの爽やかさに

 

いけない、いけない

 

いつもの思い込みのクセがでた

もしかしたら、息子に渡す姿を誰かに見られて

色々と問い詰められて、話をせざるを得ない状況になって・・・

それで、バレてしまったのかもしれない

 

それか、息子の今後の成長を考えて

あえて注意する場を設けてくれたのかもしれない

 

勝手な決めつけはよくない、よくない

 

もう、あの好青年を攻めてもしょうがない

全てはわたしの判断がいけなかったんだ(涙)

 

 

思い返せば・・・

 

洗濯したユニフォームやらは

今までは、息子が自分で準備していた

それなのに、なぜかその日に限って、私が手を出してしまったことが原因だ

なぜ、そんなお節介をしてしまったんだろう。。。

 

そこも反省

 

あの、ときめいた好青年への絶望を若干感じながら、

↑ 決めつけ、しつこい(笑)

悶々と反省した