好奇心だらけの暮らし

わたしの美容、子育て、趣味はすべて好奇心から始まっている

デカいサイズの肉を持っていたら視線を感じた

スーパーで買い物をしていた。

 

わが家には高校球児がいるため

大量の肉は必須。

 

肉コーナーの一番上の段に置かれていた

「ファミリーサイズ」と書かれた

豚こま切れ肉のパックを手に取った。

 

 

 

んー、足りるかな。

 

10%割引でこの値段…

高いな…どうしよっかなー

悩んでいると

視線を感じた。

 

 

私から2メートルほど離れた左後ろで

70代くらいのお祖父さんが立っていた。

 

そして

私が持っている

バカデカい肉のパックを見ながら

 

 

 

はぁ〜〜っ…

 

驚いたような目をしていた。

視線は、やっぱり手元の肉パック。

 

え?

 

 

私のこと?

私のことを見て、驚いてる?

その驚きは、なに?

え?この肉、私一人で

食べるわけじゃないよ?

 

 

大抵、年寄りというのは

知らない人でも話しかけてくる人が多い。

 

その人も、何か言ってくるのか?

と思いきや、首を傾げながら

背を向けて、歩いていってしまった。

 

 

いやいやいやいや

何それ。

 

どうせなら、話しかけてよ。

そこまで意味深な行動しておいて…。

 

 

「ウチに高校球児がいるんでー」

って、言い訳もできないじゃん。

 

私一人で食べるんじゃないよ?

 

 

 

なんとなく

モヤっとした気持ちのまま

今日、この肉はやめておこうと元に戻した。

 

 

 

 

 

それからというもの

 

スーパーで、デカい肉パックを持つとき

まるで悪いことをしているかのように

キョロキョロ辺りの様子を

伺うようになってしまった。