好奇心だらけの暮らし

わたしの美容、子育て、趣味はすべて好奇心から始まっている

一夜にして膀胱炎が悪化した

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仕事が終わって、家に帰ってから

トイレに行きたくなった

おや?さっき仕事でトイレに行ってから帰ってきたよな?
また行きたくなった・・・

という「トイレが近い」問題をぼんやり思いながら、放置した

 

仕事帰りの主婦には

そんな問題を流暢に追求する時間など、ないのだ

 

とにかく、急いで夕飯作りに取りかかった

 

その日は娘の部活があったから

いそいそと19時にお迎えに行き

帰ってくると、息子も夫も帰宅していた

 

で、みんなで夕食を済ませ終わった

その瞬間である

 

またトイレに行きたくなったのだ

出たいものは、出たいのだ
仕方ない、またトイレ行くか

と用を済ませた

 

で、悲劇はここから始まった

 

食事の片付けをしようと台所に立った瞬間

またトイレに行きたくなったのだ

はぁ?!ウソでしょ?

ここでようやく

完全に私の膀胱がおかしくなっていることに気づく

 

そして、助けて!と言わんばかりに

家族に報告

 

夕飯の支度前に異変があったことから

順を追って説明している最中も

もう、トイレに行きたい

 

けど、さほど

私の危機感は伝わっていない様子

そんな些細なことを気にする余裕はあったが

 

もうダメだ、完全にアウト

排尿した後に痛みも出てきたのだ

 

これは膀胱炎というものではないか?

 

頭をよぎる

夜の9時を回ったところだった

今ならドラッグストア、まだやってる!!

 

急いで「ボウコレン」とか言う薬を買いに行った

 

しかしCMの力って、すごいものだ

こんな風に危機的な状況で、薬の存在を思い出させるのだから

 

普段、何気なく見ているのに

私の脳ミソに、しっかり商品名までもインプットされていたのだ

 

商品名にも、あっぱれ

 

ちょっとの間でもトイレから離れられない

だからと言って、まさか「ボウコレン」を

夫に買ってきてもらうのも、そりゃ夫が気の毒だ

 

こんな状況でも、その辺は冷静

 

念のため聞いてみた

それは・・・ちょっと厳しいなぁ

ですよね・・・

 

ということで、私の潜在意識から呼び起こした

「ボウコレン」とか言う薬を一目散に探し当て

帰宅してから、上着も脱がずにそれを飲んだ

 

これで大丈夫

 

な、はずだった

 

活字の苦手な私が

薬の添付文書を熟読して、気づいてしまったのだ

 

これは・・・

根本的な治療では無い

そんな疑いが私の中で沸き起こった

 

膀胱炎は、細菌が尿道をさかのぼって

膀胱の中に入り、増殖することで発症する

 

ボウコレンは、膀胱の炎症を押さえて

膀胱までいってしまった細菌を押し流す、という作用なのだ

 

ということは

その菌を殺すわけでも、何でもなく

細菌を尿として流れやすくするだけのもの

 

こう言ってしまっては失礼だが

そんな、ふんわりした治療で

私の膀胱は治るとは、到底思えなかった

 

それでも、楽になることを期待して

ひたすら水を飲みまくった

 

水をたくさん飲むよう、書かれてたから

 

寝る時間になっても、トイレの嵐は続いていたが

不安になりつつも就寝

 

深い眠りになるはずもなく

夜中1時間半おきにトイレへ

 

そして夜中の2時に、熱っぽいことに気づいた

 

38.3度

 

マジかー

こりゃ膀胱炎、通り越して

何かの病気になっちゃったな、と確信

 

完全なる、寝不足で朝を迎え

朝一で病院へ行った

 

予想は的中

 

膀胱炎悪化で「急性腎盂腎炎」と診断され

2日間の点滴通院

 

点滴って、すごいよね

 

その日の午後にはトイレに行く回数が減って

夜には熱が下がっちゃったんだから

 

半日で効果あり

点滴最高! 

 

おや?っと思ってから

発熱まで8時間と言う短い時間で

あっという間に、膀胱はやられちゃう

 

気をつけよう

そして早めの受診、大事